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レヴュー
,05.26.古川展生
BLUENOTE NAGOYA
05.29.R.ワトソン
NHKホール

レヴュー2008年5月 Index≫

5月26日(月)古川展生 NAGOYA BLUE NOTE
Blue Note NAGOYA 通りの向こう側のShop、”MEIDI-YA”と“Denny's”の看板が、Blueなの。しかも並び、duoなのね(*^_^*)明治屋の文字がBlueですのでと思いますが今夜はBlue Noteというこじつけです。
五月の初めは透明な薄緑の清々しさが目と心に沁み込み、美が眩しかった。
街路樹のまあるい葉は暑い日差しを遮光する深緑へと色付きはじめている そこには爽やかな風が生まれ心地よい季節を連れて。
染まり深まりゆく音色 duo live どこまで音の彩がお二人色で深まり染められていくのでしょう古川さんのステージ衣装、ホワイトシャツ(麻?)に浮かぶ音の彩りに酔った(参った)Live チェリスト古川展生さん。塩入さんのピアノとのデュオライブです。

−program−
1st STAGE start 18:30
1.The Gateway : 井上 鑑
2. ポル・ウナ・カベーサ : ガルデル
3. ニューシネマパラダイス〜メドレー: モリコーネ
4. 君と出逢ってから : 塩入俊哉
5. 桜の時に : 塩入俊哉
6. ジュリーO : マーク・サマー(チェロ無伴奏)
7. タンティ・アンニ・プリマ : ピアソラ
8. アディオス・ノニーノ : ピアソラ
9. 悪魔のロマンス : ピアソラ
10. ブエノスアイレスの秋 : ピアソラ
11. ブエノスアイレスの冬 : ピアソラ
12. リベルタンゴ : ピアソラ
ENCORE
13. ヴァルス コン フェーゴ : ショパン/塩入俊哉
14. 夢のしずく : 塩入俊哉
-19:50 end-
グランドピアノの側板なだらかな曲線にホワイトシャツの古川さんが綺麗に映しだされていた。
演奏なさる後ろ姿を偶然初めて見ました。弓を雄々しく弾かれる姿、チェロの発する優しい声に耳を傾けながらそっとつま弾くしなやかな姿勢。積極的に攻めの音色で自由闊達に演奏する激しく熱いエネルギー達に満ちていた。
5.26(Mon) NAGOYA Blue Note 1st STAGEのRevue
コンサートから一ヶ月以上経っていますが、古川さん&塩入さんの(お仲間との共演も含めて)演奏は幾度も聴いていますので、忘れない。心に刻まれた感動は消えていない喜びも感じました。うふっ 備忘録です。
The Gateway♪オープニングから攻めの曲は食事で緩んだ心を一斉に喚起する。
ざくっと音の塊が心をぎゅっとわしづかみ。今夜も熱いぞのメッセージを受け取る。余裕を持ったテンポに中間部分、Soloの掛け合いでは特にぞくぞくしちゃった。デュオじゃないわよ。バトルよ〜と聴き入るのにお二人は涼しげに飄々と弾いちゃうから力みのない熱いバトルがほんっと悔しいε= (++ )
ポル・ウナ・カベーサ♪古川さんも塩入さんも優しい表情になるのね。この楽器同士のナイーヴな会話のニュアンスが、リハーサルとは違う今の雰囲気をお二人で掴み、今夜はこんな感じで行こうかと交わす問答と聴く。ナィーヴな悦びの緩と切なさを激情の急で匙加減を計る曲。だからね、私達の心身へすうぅっと馴染む音楽がとっても心地よい。
そしてすごく素敵でしたモリコーネメドレー。映画音楽で有名ですので真っ白なカンバスにまず透明な色でリセット。そこへ色彩豊かな♪が重なってゆくの。メドレーですので曲を繋げる変調する流れがあって、鮮やかでも爽やかなのね。麗しいチェロの一番綺麗な中音が朗々と謳い上げる旋律を引立たせるピアノが円やかで音の隙間がない。その音の隙間にすらロマンティックな動きが伴っていてなんだかわからないけれど温かな胸にせまる想いに涙誘う。
じんわり緩やかに進む曲が次第に官能的に盛り上げる抒情性に、塩入さんの左手のピアノがチェロのヴイヴラートにぴったり添う緻密で痺れる音が琴線を同時に震わせました。良かったわぁ。街路樹で光を放つ青葉のシーンを思い描いた。
Blue Note NAGOYAモリコーネ(*^-^)ゞ
Mr.Shioiri 作の君と出逢ってから♪と桜の時に♪微妙にテンポ感がライブ毎違うと私には聴こえますので、緩む部分とさらさらと流れる感覚が何度聴いても新鮮。古川さん、間奏の部分のソロを変えてみたり、この感じはライブの生演奏ではないと決して聴かれない今だけので感覚も生まれ立てのような瑞々しい生命力を聴く感覚がとっても嬉しい。
ジュリーO♪古川さんのチェロ一本です。わぁお。なあに?このどぎついぎらぎらした曲は! しかもチェロがチェロに留まらずベース?ギター?多彩な弦楽器の音色と道具のように効果音も鳴らしてかなり斬新。効果として鳴らす音は楽器の本来の音を得ていないと壊れた音になるから、古川さんの発する音は端正で締まる。チェロという楽器を貪欲に極める古川さんを聴かせていただきました。ビックリ。
そしてピアソラオンパレードです。デュオであの濃いピアソラをどう聴かせてくださるのかわくわく。 確か、このタンティ・アンニ・プリマ ♪での始まりと記憶していますが、古川さんが “聴いてください” と弓を持たれ曲が始まる瞬間、お二人でのアイコンタクトがないのにすっと、ぴったり始まるの!フライングも遅れもない。何故に合うの??塩入さんが古川さんのタイミングの気を読み合わせるのでしょう。年月をかけて培われた底力と驚きました。古川さんが信頼を寄せ安心して弾かれるお気持ちが読み取れる。嬉しくなりました。
とニンマリ酔っているスキも許さず、太く逞しい響きの激動に巻き込まれている興奮状態。甘美な旋律にもモリコーネとは違うどこか不協和音を伴う趣がピアソラ。
ブエノスアイレスの秋♪冬♪、表現しきれない程に圧巻。ものすごいエネルギーが一箇所に集結している濃い演奏に息を呑む。激情を叩くアタックの刺激に圧巻な演奏と優美な音色の交錯には泣けるわ。襲いかける不安と変拍子、不快で恐怖を掻き立てる部分から解放され官能的にも明快に移ってゆく展開はいつも感動。
ピアノに映る古川さんの激しい動き。ピアノを弾く塩入さんの熱を帯びる演奏。デュオとは信じられない重厚で迫力のある臨場感。驚異的な集中力で生まれる渾身の演奏に心も涙腺も熱く感動しました。
リベルタンゴの大好きなイントロで放心から醒め、でもチェロのいつもと違うかしら!?演奏にまたまた虜になって。鍵盤の外へ飛ぶ&弓が切れそうな外向のエネルギーを際で残し、ぐっと内向な感傷へと凝縮する絶妙のバランス感がお互いに添ったり対向するので刺激的。
ラストの全身にずしりと響き渡り決まる音に呆気に取られ拍手を忘れていました。
アンコール、ヴァルス・コン・フェーゴ♪は塩入さんアコーディオン。素敵なイス掛けスタイルでね。お二人が正面を向かれる構図がまた良いのよね。とうっとりしている私。お互いが誘発しあうsoloに即興性をも聴き豊かな表現力が眩しい。
チェロとピアノのみで聴いていましたので他の同期する楽器音が新鮮に届き心にゆとりのスペースが生まれ、Liveの満足感充実感にありがとうと御礼を込めました。gt、bass、Perの音がノスタルジックな温かみを注ぎ愛情が会場いっぱいに溢れていた。

アンコールラストの曲、夢のしずく♪極上のメロディを聴きながら、熱い想いを抱き、 デュオは彫刻(いきなりすみませんm(_ _)m)実像なのと。
夢のしずく♪で磨きを施し仕上げる彫刻作品なの。
楽譜というカンバスに色を重ねていく…イメージが変わっていきました。
アレンジと演奏で一曲の楽譜を丁寧に彫っていくの。素材=ジャンル(クラシック、ポップス、歌謡曲、シャンソン、ボサノヴァ、ジャズ…)石のようにシンプルな色相で硬さも異なる素材、木というぬくもりと曲がる癖を持つ素材、そして氷は融けてしまう儚い素材、ガラスは壊れ易い。切りながら即興でできちゃう紙も彫刻作品になる。代々継がれてきた高価な宝石を原石もゴージャスに彫る。また道に転がっている小作品、小石をささっと愛らしい置物にしあげちゃう技の像。
素材を的確に見極め、楽譜で描かれている曲想を大らかな男性的感性でスパッと。この上なく華やかで優しさの曲線へ。また刷毛でなぞるように丁寧な仕上げで細部まで光沢を施し形を作り上げているの。演奏形態を踏まえた上に。
つまり総てのパートを吸収合併し無駄な部分をそぎ落としながら一刀一刀心を込めて内奥まで入念に彫り込むアレンジ。このアレンジ技は塩入さんでしか。
その細部な彫り込みを的確に捉え感触を確かめ合いながら演奏できる技量を持って、繊細な気品を備え堂々とした美の実像で心を魅了する精悍で立体的な音楽を形成できるデュオなのと思った。
音楽の質感と感触が芸術への広がりをもたらしていく幸せ ありがとうございました。
この実在感は古川さんの後ろ姿から?(*^-^)ゞ
楽器の流線型が彫刻のようにも映る チェロとグランドピアノという楽器に… …触れてみたい
06.29.記
5月29日(木)ラッセル・ワトソン in Concert 2008 “ Outside in”NHKホール
緊急入院の報に驚いた昨年の秋。
Mrラッセル、お身体の健康状態は?そしてGolden voiceは。
今年の公演を知ったとき、喜びと同時に身体と声は大丈夫なのでしょうかと様々な不安がよぎりました。
ファンファーレが高らかに響き鳴る。柔らかなトランペットは品位を表す。
二回のイントロでMr.ラッセル登場!O Solo Mio〜私の太陽〜の第一声に衝撃が走る。凄い!変わらないGolden Voiceは健在!!!!不安は杞憂に終わっていた。
ラッセル、Russell Watson 今年も来日、凛々しいお姿でステージに帰ってらした。
歌い上げるラッセルの表情には力がみなぎっている。自然に沸き上がる大拍手。お顔も熱が入って赤らむ。
周りのお客さま、涙している方続出で最初からもらい泣きしていた私。
指揮・音楽監督:ウイリアム・ヘイワード
演奏:東京フィルハーモニー交響楽団/東京混声合唱団/塩入俊哉(ピアノ&キーボード)/天野清継(ギター)/齋藤順(ベース)/山崎慶(ドラム)
ゲスト:宮本笑里(vo)扇さや(vo)
−Program−
第1部
コモンマンよりファンファーレ:東京フィルハーモニー交響楽団
オー・ソレ・ミオ!
天使のパン
カルーソー
フィガロの結婚より序曲:東京フィルハーモニー交響楽団
夜のストレンジャーStranger in the Night(二マッとされ、ネクタイをはずした)
Let there be love …(て拍手は後打ちでお願いしたい)
You make me feel so young
The Music of the Night〜オペラ座の怪人〜
第2部
カルメンより序曲:東京フィルハーモニー交響楽団
ヴォラーレ
Singing'in the Rain(日本傘のプレゼントで即興アカペラ)
フニクリ・フニクラ
Fantasy for Violin and Orchestra:ゲスト宮本笑里(vn)
You Raise Me up:with 扇さや(vo)宮本笑里(vn)
La Califfa
Nessun Dorma〜誰も眠ってはならぬ〜
encore
帰れソレントへ
星は光ぬ〜歌劇「トスカ」より
夜霧のサンフランシスコ

一瞬にして心と耳を奪うVoice
オペラのアリアを歌うときはスタンドマイクに向かい直立しテノールをカラダいっぱい轟かせる。表情も厳しい。ポップス、ジャズを歌う時は柔和なイケメンへ。さらにしなやかな動き、くるりと一回転してみたり(スーツのサイドベンツから裏地がちらり。スカイブルーね)きまるわ。アリアへ戻れば緩めていたワイシャツの襟元をピッと立て直し歌う姿勢に向かう切り替えの格好良さ。
ステージ上を動き廻り手振りも加えて時には降りられて握手攻め。サービス精神も健在。Vnの宮本笑里さんを残し、戸惑わせてしまう茶目っ気もおおありね。
歌。ラッセルしか出来ないでしょう一曲の中で声を操る自在な表現は。ぞくっ(*^^*)
一曲のさびの部分でさえもテノールからポップスへ。またはアダルトなジャズへの技が生声できかれて感動しっぱなしでした。
CDできけば男性のデュオのように届く声がほんとにおひとりなんです〜〜〜(^ー^* )
曲を歌い終われば拍手を自分の大きな手で小さくされたり、アリアを歌ったあと、胸に手を当て、ほっとした笑みをこぼし安堵のご様子。そして時にはそっと両手を合わせ感謝なさっている。
幾つもの困難を乗り越え歌えることのありがたさ、自分自身への感謝でしょうか。そのさりげない温かな仕草が目に焼き付いている。歌うため、音楽の素晴らしさを伝えるために生まれてきたテノール、ヴォーカリスト。
その七色のGolden Voiceを支えるマエストロ、ウイリアム氏を初め演奏者のみなさま。オーケストラは豪華で臨場感溢れる音の振り幅が大きく豊かな音色が極上です。楽器の細やかな響きがそしてコーラスがラッセルの美しいヴィヴラートを細やかに同調していく感じが特に好き。
そこへ塩入さん(今年ももちろんど真ん中よ)率いるリズムセクションバンド。ステージがフラットでしかも大勢。メンバーの皆様は中心にいらしたのですが、見えない(>_<)耳で音を追い求めました。
天野さんのギターはなんていうのかな、音に角度があるの。宝石が角度でキラキラキラっと(リズム感をのせて)光を散りばめるように音が透り渡る。齋藤さんのベースはとにかく温かい。ポケットにしまい手でギュッと握りしめたい温度(ホカロン)の音色(寒かったんですもの渋谷は)ベースがゆらゆら揺れて心地よさそうです。金髪アタマですぐに判りました山崎さん(*^-^)ゞのドラムのスッキリとしたシャープさが皮膚感覚。jazz、ムーディーな楽曲でぐっと味を深め身近に寄せるわ。
塩入さんのピアノの響きのメロディは瞬時にオケを演奏に据え、すっと旋律を奏でる存在感があり違和感がない。オケを従えても一音一音の輪郭がくっきりと強くなく流麗に届く美音がさすが。ラッセルさんの歌、そして演奏に併せての強弱もコントロールが理知に富んでいる。
皆さん揃えば斬新な音色を前面へ滑らかに流し込むのね。クラシックとは異なるリズム感。フリーに羽ばたきアレンジが素敵。ラッセルさんが一曲の中で声を変えられる如く。それでいて全体のバランスが保たれているの。このシーンの変化がたまりません!
カルーソー♪でそれまでの熱いほとばしりを冷ます穏やかな塩入さんのピアノが流れ、シンプルから壮大に流れゆく様は亡きパヴァロッティへ捧げるよう祈りのテノールがずっしりと心に響いた。
夜のストレンジャー♪ピアノの細やかなメロディにベースが温かでゆったりとした音色がムーディー。ほんとラッセルさんのスタンダードな歌い方と共に酔いよい(*^^*)最高!
Let there be love♪やった!塩入さんのリズミカルに弾けるピアノから始まった。このピアノの斬新なリズム感がいいのね。間奏で塩入さんにスポットライトが当って、ラッセルさんもご紹介くださって、嬉しかったわぁ。
でもね、手びょうしが…表拍子打ち(×_×)ラッセルさんが始めたので皆その流れで。ちょっと苦手。リズム感弱い日本人ですが、次回は後打ちにしてね。ジャジーなスタンダードナンバーはナイトショウの豪華なステージにいた。贅沢な夜。
オペラ座の怪人のイントロは厳かに盛り上がり、皆の期待は一気に頂点。ハスキーに囁くセリフを語り歌う声とテノールを歌い変えるその瞬間に快感が走りっぱなし。表情の豊かさにも言葉の意味を伝えようとの想いが熱く聴き取れて感動いっぱいになった。ありがとうラッセル!
第二部
カルメンの序曲からビールのCMでよく耳にする(私はこの曲が流れるとラッセルを思う(*^-^)ゞ)ヴォラーレ♪客席に降りられて握手攻め。一緒に歌い笑顔が皆満タン。明快なナンバーはとにかく楽しさのオンパレード!
そしてゲスト、ヴァイオリニストの宮本笑里さんご登場です。
曲はFantasy for Violin and Orchestra♪。女性のヴァオリニストは技術的には素晴らしく、でもどことなく線が細い感じの方が多いと聴く中、笑里さんの早弾き、細やかな動き、哀愁の音が丁寧。ダイナミックで豊かに歌う音色に芯もしっかりと備わっていて、信念があるわと。動きと艶のある音色と届きました。音色とともに美しい方ですね。Vnソロからピアノの抒情音色に痺れ、演奏もすごくドラマティックに盛り上がり良かったです!
You Raise Me Upが笑里さんのソロで始まりラッセルさんのあまーい声に心奪われていましたら、女性の声が!Sayahさん!黒のシンプルなドレスがとってもお似合い。発音が綺麗で美しいソプラノの声も響き渡り、演奏の壮大なスケールとで溢れる優しさを与え私達を癒し包んでくれました。
モリコーネの美しい旋律の曲、La Califfa テノールの声にも泣ける〜素敵。
お茶目其の二。アタマを指差し(病気のせい?で忘れちゃうからねと)カンペを見せてお客様にプレゼント! オーケストラ、スペシャルバンド、コーラスへありがとうと。そして両手を大きく広げ私達へもありがとうを。胸がいっぱいになりました。
ラストは、ネッスンドルマ♪
感激!!!その声のスゴいこと。言葉がみつかりません。とにかくコンサートで聴いてください(すみませんm(_ _)m)
ラッセルはアンコールがたっくさんある。合間ファンからのプレゼントを必ず手で受け取ってくれる。
帰れソレントへ♪かな?キーボードで塩入さんがなんでしょ、マンドリンの音色を添えられて、ラッセルさんの声に郷愁の加味され異国の地の雰囲気を想い浮かべ素敵な曲と耳に残りました。
ムーディーな夜霧のサンフランシスコ♪ピアノが流れベースがゆったり。このまま聴いていたかった。
… タイムリミット
アンコールの途中から退出しました。何回目かのアンコールね。歓声が遠のいてゆく切ない。
公園通り、霧雨が冷たい。流す涙と交じっていくのが慰め。
楽曲を最後まで聴きたかった。一回きりの来日公演、ラッセルが全身全霊で歌い上げるお姿、感動をより強大に導く指揮者、塩入俊哉specialband、東フィル、合唱団、笑里さんSayahさん…フィナーレまで見たかった。
総ての方に拍手をおくらねばならなかったですね。
ごめんなさい(;_;) 書けば書くほど、泣けてきてどうしようもない。
コンサートを聴かれたのだから幸せで感謝の気持ちがいっぱいなのに。 なのに。
あとからこんなに切なさと悲しみがこみあげてくるとは思っていなかった。
大凹み中…立ち直れません(;;)
パンフレットに記された文字 『 来年も日本に帰ってきます。また会いましょう 』
素敵なお人柄と音楽を携えて必ずいらしてね。
05.30.記

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