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レヴュー
09.06.西城秀樹
東京厚生年金会館

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9月6日(土)西城秀樹 Hideki.Saijo Concert 2008KAKUSEI
ひっさびさの秀樹さん(^ー^* )
9月は秋色。Burberryの半袖ブラウスに、今年はパープルが流行りなの?で、ワイン色ラルフのキャンパス地のトートバッグ(若すぎ?(^^ゞ)に持ち替えてgo!
おっと、コンサートまで時間がありましたので銀座へ。
地下から階段を上った所が、山野楽器銀座店。抱きしめてジルバ♪の原曲、ワムのVer.が流れていて嬉しくなる。
素敵な始まりに気分は最高。
でも東京は暑い〜〜〜 さらに厚生年金は熱帯夜でした(*^^*)
Hideki.Saijo Concert 2008 テーマは【覚醒】←ここでストップよ(^^ゞと秀樹さん申された。ハイ。
私【覚醒】は己で掴み戻した今の【西城秀樹の底力】を観て聴く感動のコンサートに居ました。

「僕が倒れそう〜」なんてなんのその。エネルギッシュな歌唱とスタンドマイクのアクションはお見事。生で観て聞かれる幸せに感謝。二階席でしたので、ステージの奥行に照らし出される陰影とライトの色合い、照明が描く模様が動く様に目がまわりましたヾ(_ _*)
内容は30曲位ありましたでしょうか。二時間半、休憩なしです。パワーも覚醒です。時を繋いできたヒットソングのオンパレードにヒートアップ。「抱いてやるぅ〜♪」と歌われたあと頭を掻きかきなさるコミカルな動作にファンはハート捕まれています。
学生さんの演奏、ちびっ子ダンサーを交えてのヒット曲ではきびきびとリズムも弾け、理屈なしに爽快で楽しい。皆が知っているスタンダードナンバーは世代を一つにして温かな心の流れを生んでいました。永遠の名曲ですね。
私が大好きなワイルドでセクシーな歌と声。アダルトな男性の魅力を迸らせる楽曲の数々。
前半でしたかしら、抱きしめてジルバ♪のようにムーディーに妖しい秀樹さん、バイラモス♪ラテン系に熱くなる感じが堪らない。
囁く時も歌い上げても内面に甘さを含めた歌いくちに耳元が熱くなる。
そして秀樹さんの音を支えるバックバンドの皆様の底力の演奏。骨組がっちり。楽器の種類が多ければおのずと演奏配分が変化して制限される部分もあるでしょうが、逆に主を奏でる多様な楽器の音色が楽しめる。ソロの部分と、秀樹さんが歌われていてもどの楽器の音色が活かされているのか、楽器特有の音色の粒立ちが鮮明に耳に届く部分ではぞくぞくしました。バランスもとっても良かったです。一丸となって重厚かつパワフルな音をはじき出す調和の音が逞しくて会場いっぱいに響く嬉しさに感動。
もちろん秀樹さんのエネルギッシュな歌声だから出し切れるバンドの音なのです。
多分、オリジナル曲にアレンジが施されていたと思います。総ての楽曲においてカラフルで濃厚な構成なんですが洗練されスマートな感。加えて底知れぬ奥行きを含むまとまりも聴くのね。秀樹さんが何度も素敵な衣装にチェンジされたように、この【覚醒】というテーマで楽曲がデザインされていた。
アレンジャーより今宵はデザイナー(ご担当は塩入さんでしょうか?存じませんの)
秀樹さんの歌い方とイメージにチェーンのアクセサリーを持たせスリリングで危険な音も漂わせる。十字架に光線を当てる。さらりと洗い立てのホワイトシャツをなびかせて爽快に元気よく。女性を離さない隙を与えないシルクの肌触りで絡む密な音。など等をイメージしていました。Milkさんの美しいハーモニーも、総てしっくりと秀樹さんに馴染む感は、楽曲デザイナーが秀樹さんの体型=楽曲と歌い方をとことん理解しているから。新品のデザインお洋服(アレンジ)がjust fit!で着こなしちゃう感覚です。さらにライブでは動作とその日の声の調子をも瞬時に合わせられる柔軟さも持ち合わせておられるデザイン。
今回秀樹さんのコンサートでも塩入さんのピアノはテクニックはいつもながら唸りますが、野性的に弾けてもきっちり統制がとれているところがスゴいです。阿久悠さんの名曲でのアルペジオ、流れるようにさらりと軽いのは何故?と感動し、アンコール、ラストの曲は美しい調べに聴き入ってしまい、同時になんていうのかな不思議と安堵感も生まれていました。
今までサポートなされてこられたミュージシャンの底力がいかんなく発揮されていたと。演奏&アレンジに於いても、秀樹さんご自身、着心地(歌い心地)がよかったことと思います。
二階席から見えましたファンの皆様の底力にも熱くなりました。オールスタンディングでペンライトがきっちり揃う様にきれい〜〜と感動して。秀樹さんが何度も申された「みなさんあっての」と。応えるようにずっと秀樹さんを応援しつづけ楽しまれている一体感に胸が熱くなっていました。
二階席の最前列で弾かれるようにスタンディングした男性諸君!係員に(座ってくださいと言われたのね)規則とはいえ、促され着席したのはちょっと気の毒かな、そのまま見逃して欲しかったかなぁ。なんてね(*^-^)ゞ仕方のないことですね。でも思わず立ち上がってノリノリになっているお姿は元気溌剌、生き生きしてらした!
生のライブをヒットソングもお初の曲(私にはです)も瞬時に楽しめちゃう一体感。アーティストが放つ気を皆で共有できるライブをたっぷり味わえた濃いひと時でした。ありがとうございました。
会場へ深々と頭を下げられた姿勢にジンときました。
秀樹さんサイコー!!!!!
09.09.記
09.10追記 迷ったのですが。一日過ぎたから(^^ゞ
秀樹さんの毒舌は聞かれませんでした。
毒舌ジョークがあてはまる年齢だけに^_^;きつくて、あぁ男性の方が思っていることの代弁なのねと凹み、正直好きではありません。
ですのに 無いと、ちょっとさびしい気分。変てこな私です 秀樹さんなりの毒舌?を、世情なこと政治、社会へからめてさらっとふっちゃうブラックジョークお喋りで聞いてみたいな。なんてね(^^)v

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